自転車/ハンドル交換

2010-09-05 (日) 11:00:00

一般的な自転車のハンドルやグリップを交換するのは意外と簡単にできます。今乗っている自転車のポジションやハンドルに不満がある場合、交換を検討してみてはいかがでしょうか。

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交換前の状態

今回は、6年乗ったママチャリのハンドル交換にチャレンジしてみました。
交換前のハンドルはセミアップハンドルで、ポジションは楽ですが、坂道などで力が入りにくいのが難点でした。

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このページで出てくる用語

【ハンドル】
このページではハンドルバーを指ししています。
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【ステム】
このページでは軽快車に良く用いられている右の写真の形状のステムを指しています。この形状のステムはクイルステムやスレッドステムとも呼ばれます。
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交換に準備したもの

交換作業に準備したものは以下の通りです。

【工具】
六角レンチ
カッター(グリップを切るのに使用)
ドライバー
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【グリップ】
グリップには差し込むだけのタイプとボルトで固定するタイプがあります。
今回はボルトで固定するタイプを選びました。
しゃもじのようななグリップは、「コンフォートタイプ」で検索すれば見つかると思います。
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【ハンドル】
まったくのフラットではなくアップハンドルを選びました。これでも、最初からついていたものよりかなり低くなります。
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交換作業

実際の交換作業を順を追って説明します。写真を撮りながらでも、30分程度で終わりました。

【グリップの取り外し】
今回は、古いグリップを再利用しないのでカッターで切って外しました。
再利利用したい場合は、ドライバなどでグリップとハンドルの間に隙間をつくり、水やクリーナなどを流し込み、滑らせながら引き抜きます。
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【部品の取り外し】
ブレーキやベルなどを取り外します。
六角レンチやドライバを使い、ハンドルについている全ての部品を外します。
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【ハンドルの取り外し】
ステムのボルトを緩めてハンドルを取り外します。
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【ハンドル交換】
傷つけないように注意しながらハンドルをステムから外します。
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【ハンドルの取り付け】
新しいハンドルを傷つけないように注意しながら取り付け、ステムのボルトを締めます。
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【部品とグリップの取り付け】
取り外しと逆の手順で部品を取り付けます。
ポジションが変わるので、ブレーキなどの角度を調整しながらボルトを締めます。
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【グリップの固定】
今回取り付けたグリップは写真のようにボルトで固定するタイプ。スッと差し込めて止めるだけなので、角度調整などが簡単にできます。
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【グリップエンドの取り付け】
ハンドルのボルトが占め終わったら、最後にグリップエンドを取り付けます。
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完成!

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おまけ

ハンドル部分に幼児用同乗器がつくか心配でしたが、問題なくつきました。予想はしていましたが、ハンドルがフラットになった分姿勢が前傾になるので、子供の頭と自分の顔の距離がかなり近くなりました。

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