インチアップ のバックアップ差分(No.5)


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自動車でタイヤに対し、「インチ」と表現する場合は、通常装着するホイールのインチ数を示す。
従って、インチアップとは、装着しているホイールのインチ数を大きくすることを示す。

#ref(http://www.tiresize.net/cgi-bin/pukiwiki/image/tiresize/inchup.png)

ホイールのインチを変更するので、今まで装着していたタイヤも新たに装着するホイールにあわせて変更する必要がある。

インチアップをしても、タイヤの直径の変更は小さくするのが一般的であるため、タイヤのサイドウォールは小さくなる。
それらによって、メリットデメリットが生じる。

**メリット [#beff440e]
-サイドウォールが小さくなり、ハンドル操作時にたわみが少なくなるので、操舵性が良くなる。

**デメリット [#ddc87a43]
-サイドウォールにより吸収されていた振動が吸収されなくなり、ゴツゴツ感が増える。
-タイヤの体積が減るため、タイヤの対荷重(LI)が下がる。車体が重い車両の場合、タイヤのバーストの危険が高まる。対荷重(LI)を下げない対策としては、空気圧を高めに調整する、タイヤを若干太めにするという対応方法がある。

*法令関連 [#h766dd11]
「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示(国土交通省告示第619 号)」に以下の記述があることから、大幅にロードインデックスが下がる場合は車検に通らない。

>第167条4 自動車の空気入ゴムタイヤの強度、滑り止めに係る性能等に関し、保安基準第9条
>第2項の告示で定める基準は、次の各号に掲げる基準とする。
>(1)自動車の積車状態における軸重を当該軸重に係る輪数で除した値であるタ
イヤに加わる荷重は、当該タイヤの負荷能力以下であること。







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