トヨタ 86 & スバル BRZ のバックアップ(No.5)


トヨタ86とスバルBRZというFRスポーツについての情報をお伝えします。

発売予定

スバルBRZ2012年3月28日
トヨタ862012年4月6日

AREA 86

AREA86は、展示車/試乗車を設置し、専門スタッフが常駐する店舗。2012年4月7日オープン予定。「スポーツカー好きが集う大人のたまり場」をショップコンセプトとしている。

主な仕様

トヨタ86スバルBRZ
RCGGTGT LimitedRARS
ブレーキアドヴィックス(アイシングループ)製 前4ポッド・後2ポッド
16インチ装着車:ブレーキ15インチ
17インチ装着車:ブレーキ16インチ+リアディスクがベンチレーテッド
トランスミッションMT:アイシン・エーアイ製
タイヤサイズ16インチ装着車(フロント):205/55R16 オフセット +48
16インチ装着車(リア):205/55R16 オフセット +48
17インチ装着車(フロント):215/45R17 オフセット +48
17インチ装着車(リア):215/45R17 オフセット +48
ボアxストローク86x86mm
可変バルブ吸気排気デュアルAVCS
圧縮比12.5
ギア比1速:3.626
2速:2.188
3速:1.541
4速:1.213
5速:1.000
6速:0.767
後退:3.437
減速比:3.727(競技ベースグレード、標準グレード)
    4.100(標準グレードオプション、上級グレード)
サスペンション前:マクファーソンストラット式コイルスプリング
後:ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング

販売店

トヨタ86全国のトヨタ店、トヨペット店、トヨタカローラ店、ネッツ店
スバルBRZ全国のスバル店

お披露目会

4月7日(土)、8日(日)に「AREA 86」にて開催

減速比が異なる2モデルが販売される

16インチを装着した標準グレードと、17インチを装着した上級グレードでは、見た目のホイールサイズが異なるだけでなく、ファイナル・ギアのギア比も異なっている。カタログ上の燃費が、標準グレードが13.0km/l(MT)なのに対し、上級グレードは12.4km/l(MT)という違いがある理由についても、エンジン及びトランスミッションが同じで、車重もほぼ同じであるため、ギヤ比の違いが影響していると想像する。

ギヤ比の違いが実際の走りにどう影響するかを、ギヤ比の数字を見ただけでは想像が難しいと思うので、60km/hで走行した場合の理論上の回転数を計算してみた。

60km/hで走行した場合の理論上の回転数

標準グレード上級グレード
直径205/55R16
(直径63.4cm)
215/45R17
(直径62.5cm)
減速比3.7274.1
1速:3.6266785rpm7572rpm
2速:2.1884094rpm4569rpm
3速:1.5412884rpm3218rpm
4速:1.2132270rpm2533rpm
5速:1.0001871rpm2088rpm
6速:0.7671435rpm1602rpm

ファイナル・ギアを変更しているため、全てのギヤで約11%程度上級グレードの回転数が高い。ローギア化しているため、加速感は上級グレードの方が感じられると想像する。

ギヤ比が異なるため、理論上の最高速度も異なってくる。カタログ上の最高出力147kW(200PS)が7,000回転なので、7,000回転の5速と6速の速度を計算してみた。

7,000回転時の速度

標準グレード上級グレード
直径205/55R16
(直径63.4cm)
215/45R17
(直径62.5cm)
減速比3.7274.1
5速:1.000224.4km/h201.1km/h
6速:0.767292.6km/h262.2km/h

実際には、空気抵抗や積載重量など別の要因もあり、上記の速度が出せるとは限らない。

ローギア化はLSDとセットであるため、上級グレードはワインディングロードを意識した仕様に感じられる。「上級」というのは、通常、ラグジュアリーパッケージと思いがちだが、この車に関しては走りの仕様の違いのようである。







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